本を読み終わったあと、その本のことをどのくらい覚えているでしょうか。
「確かに読んだはずなのに、タイトルを見ても内容をあまり思い出せない」
「面白かった気はするけれど、何がよかったのか忘れてしまった」
そんなことは意外とよくあります。
一方で、本屋やSNSで見つけた「いつか読みたい本」も、メモしないままにしていると、そのまま忘れてしまいます。
そこで役立つのが読書管理アプリです。
読んだ本、これから読みたい本、もう一度読みたい本。
そうした本をひとつの場所に少しずつ残していくと、単なる読書記録ではなく、自分だけの本棚ができていきます。
読書管理サービスのブクマなら、本を検索して本棚へ登録し、感想や評価も一緒に残せます。
今回は、読書管理アプリを使って自分だけの本棚を作る楽しさと、ブクマを使ったシンプルな読書管理の方法を紹介します。
読書管理は「何冊読んだか」を競うものではない
読書記録というと、
- 今年は何冊読んだか
- 月に何冊読めたか
- 毎日どのくらい読んだか
といった数字を記録するイメージがあるかもしれません。
もちろん、それがモチベーションになる人もいます。
でも、読書管理の目的はそれだけではありません。
むしろ大切なのは、
「自分がどんな本と出会ってきたのかを残しておくこと」
ではないでしょうか。
10年前に夢中になった小説。
旅行中に読んだ一冊。
途中で読むのをやめたけれど、なぜか今でも気になる本。
書店で見つけて、いつか読みたいと思った本。
そうした記録を残しておくと、本棚そのものが自分の読書の履歴になっていきます。
読んだ本は、意外と忘れてしまう
本を読んでいる最中は、その内容をずっと覚えていられるような気がします。
ところが数年経つと、かなり忘れています。
ストーリーは思い出せても、なぜその本を好きだったのかまでは思い出せないことがあります。
だからこそ、読み終わったときに少しだけ記録を残しておくのがおすすめです。
長い書評を書く必要はありません。
たとえば、
「後半が特によかった」
「主人公より脇役のほうが印象に残った」
「今まで読んだこの作家の中で一番好き」
「5年後くらいにもう一度読みたい」
それくらいでも十分です。
あとから本棚を見返したとき、その一言がきっかけになって、読んだときの感覚が戻ってくることがあります。
ブクマでは、本を登録するだけでなく、感想や評価を記録してあとから見返すことができます。
「読みたい本」も本棚に入れておく
読書管理アプリは、読了した本だけを記録するものではありません。
むしろ便利なのが、まだ読んでいない本を残しておけることです。
書店で見かけた本。
誰かに教えてもらった本。
好きな作家の別作品。
記事を読んで気になった本。
「今度読もう」と思っても、その場で記録しなければ忘れてしまいます。
そんなときは、とりあえず本棚へ追加しておきます。
すぐに読む必要はありません。
「気になった」という記録だけ残しておけばいいのです。
そして次に読む本を探したくなったとき、自分の本棚を見返します。
知らない誰かが作ったランキングから選ぶのではなく、過去の自分が気になった本の中から次の一冊を選べるようになります。
ブクマでは、気になる本や読み終えた本などを登録し、自分の読書記録をひとつの本棚として積み重ねていくことができます。
自分の本棚を見ると「好み」が見えてくる
本を一冊ずつ読んでいると、自分の好みは意外とわかりません。
でも、20冊、50冊、100冊と記録が増えてくると、少しずつ共通点が見えてきます。
特定の作家を何冊も読んでいる。
短編集が多い。
海外文学が多い。
何年かおきに同じテーマの本を読んでいる。
以前はビジネス書が多かったのに、最近は小説ばかり読んでいる。
こうした変化は、一冊だけを見ていても気づきにくいものです。
自分の本棚を眺めることで、
「自分はこんな本が好きだったのか」
と、あとから気づくことがあります。
読書管理は、本を整理するためだけのものではありません。
自分の読書傾向を知るための記録にもなります。
本棚は「完成」させなくていい
読書管理を始めようとすると、過去に読んだ本を全部登録したくなるかもしれません。
でも、最初から完璧な本棚を作ろうとすると大変です。
過去10年分の本を思い出す。
一冊ずつ検索する。
すべてに評価をつける。
すべてに感想を書く。
これでは、読書管理そのものが作業になってしまいます。
おすすめは、今日から始めることです。
今日読み終えた本を一冊登録する。
今読んでいる本を登録する。
書店で気になった本を登録する。
それだけで十分です。
半年後には半年分の本棚ができます。
1年後には1年分の本棚になります。
本棚は一気に完成させるものではなく、読書と一緒に少しずつ育っていくものです。
感想は一言でもいい
読書管理が続かなくなる原因のひとつが、
「ちゃんとした感想を書かなければ」
と思ってしまうことです。
でも、自分のための読書記録なら、感想文を書く必要はありません。
「好き」
「難しかった」
「後半がすごい」
「また読む」
「今の自分には合わなかった」
それでも立派な記録です。
むしろ数年後に見返すなら、整った文章よりも、そのとき感じた率直な一言のほうが面白いこともあります。
ブクマでは、読んだ本を検索して登録し、感想や評価を残せます。まずは本を一冊登録するだけでも、読書管理を始められます。
途中で読むのをやめた本も残していい
本棚には「最後まで読めた本」だけを並べなくてもかまいません。
途中で読むのをやめた本にも、その本と出会った記憶があります。
「50ページくらいで止まった」
「今は難しかった」
「面白そうなのでいつか再挑戦したい」
そんなメモを残しておけば、数年後に再びその本を見つけたときにも役立ちます。
以前は読めなかった本が、今なら面白く読めることもあります。
読書記録は、読了した本の実績表ではありません。
そのとき自分がどんな本に興味を持っていたかを残すものと考えると、ずっと気楽に続けられます。
紙の本も電子書籍も、ひとつの本棚に
実際の読書は、一か所だけで行われるとは限りません。
紙の本を買うこともあれば、電子書籍で読むこともあります。
図書館で借りることもあるでしょう。
本棚を物理的な場所だけで管理すると、こうした読書履歴はバラバラになります。
だからこそ、読書管理サービスの中にもうひとつの本棚を持っておくと便利です。
どこで読んだ本でも、同じ場所に記録する。
そうすると、自宅の本棚や電子書籍ストアをまたいで、自分が出会ってきた本をまとめて振り返れるようになります。
ブクマで自分だけの本棚を作ってみる
読書管理に、複雑な仕組みは必要ありません。
本を見つける。
本棚に入れる。
読み終わったら、少しだけ感想を残す。
ときどき昔の本棚を眺める。
それだけでも読書の楽しみ方は少し変わります。
ブクマは、本を検索して登録し、感想や評価を記録しながら、自分だけの本棚を作っていける読書管理サービスです。
まだ読書記録をつけていない人も、最初から完璧な本棚を作る必要はありません。
まずは、最近読んだ一冊。
あるいは、今ちょっと気になっている一冊。
そこから登録してみてください。
一冊だった本棚が、少しずつ10冊、50冊、100冊と増えていく。
何年か経ってからその本棚を見返したとき、そこには単なる本の一覧ではなく、自分がどんな本に惹かれ、どんな本を読んできたのかという読書の履歴が残っているはずです。
